空母問題。質問に正面から答えない市長

 今日から第2回定例会が始まり、7名の議員が一般質問に立ちました。そのうち5名が新人であり、どのような質問をするのか、議会側からも、市の理事者側からも注目されていたのですが、多少緊張しながらも、それぞれの個性がにじみ出ていて、新鮮味を感じました。
 議場の雰囲気も、これまでの「長老」がいなくなり、ずいぶんと変わりました。ヤジも少なくなったのですが、この点は少し寂しく思いました。

 その中で、原子力空母の母港化に関する質問がありました。「吉田市長は議員時代には空母の母港化に反対していたにもかかわらず、容認する立場に転じたことについて、それは抑止力としての必要性を感じてのことか?」と問われたのですが、それに対して市長は、「空母の前方展開は重要であると国から説明を受けている」と答えるに留まりました。
 市長としての考え方を問われたのですが、それに正面から答えない点は相変わらずでした。
 しかし、「現状を認める」ということは、「空母の母港であることを認める」ということですから、即ち、それは必要性を認めていることに他なりません。もし、そうでないとすれば、「本市には不要であり、入港を認めない」ということになるはずです。
 もし、本人がそれに気づいていないとすれば責任ある市長としては失格ですし、逆に気が付いていながら、承知の上で質問をはぐらかすような答弁をしているのだとしたならば、質問者のみならず議会を侮辱していることになります。
 自らの考え方をはっきりと述べる。考え方が変わったなら、それを説明する。それが政治家としてのあるべき姿ではないでしょうか。そう感じたのは、私だけではないと思います。

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