ペットなど小動物の死体焼却をごみ処理工場で行う方針に質疑が集中

 生活環境常任委員会が開かれ、議案9件、陳情1件、報告8件についての審査が行われましたが、とりわけ、一般報告での「小動物死体処理事業の運用変更」について多くの議員から質疑が集中しました。
 今、公郷にある焼却炉で行われている小動物の焼却を新しいごみ処理工場で行うことに変更するもので、ペット以外は市が収集して焼却、ペットは飼い主が民間事業者に火葬を依頼するか、民間事業者に収集してもらい、焼却するというもので、来年4月から実施とされています。
 これは、遡ること1962年に当時の公郷ごみ焼却場に小動物の焼却炉が作られ、最近では13年前に炉が更新されて現在に至っています。しかし、老朽化が進み、いつ壊れるか分からない状態であることから、市として検討した結果、業務を委託できる事業者が少なく困難であること、民間事業者による対応が可能であること、周辺住民から理解の得られる場所の選定が難しいことなどから、変更を決定したと説明されています。
 そして、この方針に対しては動物愛護協会から新たな動物火葬場の建設などを求める要請が市に出されており、全市的に署名活動が行われています。

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 これに対して常任委員会では、〇あと1年以上は使えるとされていたが、あまりに唐突だ、〇民間事業者にしっかりした対応を求めてほしい、〇ペットをごみと一緒に焼却することは認められない、〇多くの市民の関心事であり、もっと丁寧に説明し話し合うべき、などたいへん多くの質問や意見が出されました。とりわけ公明党から厳しく強烈な意見が出されましたが、あまりないことです。
 市側からは、出された意見を参考にしてよく検討したいとの答弁がなされましたが、市民への説明については明解な答弁はされていません。また、今ある慰霊堂は他の場所に移転する考え方であり、新たな焼却施設をつくるには1億数千万円を要すると示されています。
 根本的には、動物、生き物に対する考え方の違いに由来するもので、市の考え方も分からなくはありません。しかし、新しい動物火葬場をつくるが、その建設費や維持管理費は全額を受益者負担とする使用料とし、例えば動物愛護センターの隣接地につくる、などということは不可能ではないはずです。
 いずれにしても、ここは「スピード感重視」ではなく、もう少し時間をかけて進めた方がいいように思えます。

バッタ2.JPG
 オンブバッタがたくさんいて、シソの葉などが食い荒らされてしまっています。

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