「かながわ広域水道ビジョン」。将来的に浄水場の廃止統合へ

 横浜・川崎・横須賀・神奈川県の水道事業に水道を供給している県内広域水道企業団が、概ね30年後の将来像を示す「かながわ広域水道ビジョン」の素案を作ったのですが、12月定例議会でその内容が報告されました。
 国、県内の各水道事業者が作っている水道ビジョンや今後の事業環境を踏まえ、現状分析をして取組みの方向性が示されています。県内の5事業者は、最適な水道システムの実現に向けて個別の利害を超えて取組みを進め、まずは水道施設の再構築に優先的に取組む。具体的には、送水・配水エリアを再編し、老朽化した浄水場を廃止、比較的新しい企業団の浄水場の施設能力を向上させるとしています。
  県内では、5事業者が10年前に検討した報告書で当時15か所あった浄水場を8~9か所に統廃合するとされており、昨年8月には将来的に8か所とする方向性が5事業者で確認されています。

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本市では、平成27年に半原系統を廃止、これに伴い逸見浄水場を廃止しており、今後の維持管理費用や企業団からの受水費など総合的に勘案し、浄水場の廃止に向けた検討をするとしています。横浜市との共同施設である小雀浄水場は20年後を目途に横浜市と廃止の検討を進め、本市単独の有馬浄水場は35年後頃の廃止に向けて検討するとされています。
 全国的には、香川県で2年前に全県下での水道広域化が実現されています。水道の広域化は経営的には大きなメリットがあるのですが、神奈川県では各事業体の歴史があり、その道程は遠いといえそうです。

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