原発汚染水の海洋放出、もっと丁寧な説明、話し合いを

 福島第一原子力発電所で溜まっている汚染水を海洋放出することが決まり、漁業関係者は猛反発をしています。1,000基ものタンクが満杯になってしまうのですから、それを未来永劫続けることは不可能であり、何らかの対応をせねばならないことは誰にも分かります。
 法定基準で定められた数値よりもはるかに薄めて放出するのですから、理屈ではやむを得ないことは分かります。しかし、如何せん、決め方に唐突感があり、漁業者との話し合いがどうだったのか、不十分さの印象は拭えません。その点に大きな問題があると思えます。
 そもそも、溜まり続ける汚染水をどう処分するのか、もっと早くに方針を決めるべきでした。原子力発電では、使用済みの核燃料はもちろん、使用された防護服なども、すべてドラム缶に詰められ、一時保管されており、最終処分先は決まっていません。原子力発電を進める上での、最大の課題がこの点にあります。汚染水の扱いも、この延長線上にあるように思えてなりません。
 過去には、トリチウムの除去に実験段階での成功例もあったそうですが、それは検討されなかったのでしょうか。ともあれ、漁業者に対しても、国民全体に対しても、丁寧な説明が求められています。

シャガ.JPG
 シャガ。根が伸びて増えるのですが、増えすぎて除去しています。

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