芦名漁港の防波堤売却で、全会一致での希望意見

 昨日の都市整備常任委員会では、芦名漁港の5号防波堤を有償で譲渡する議案の審査で、白熱した議論となりました。
 地元の漁協が整備した漁礁兼消波堤によって港内の静穏性が向上し、5号防波堤の必要性がなくなったところへ、漁協とマリーナ事業者から同防波堤の譲渡要望が出され、今後の維持管理費を縮減するために1億4千万円で売却する、という説明がなされました。

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 しかし、この事業者は、無許可で浮き桟橋設置のために多くの杭を打ち、市はその撤去を指導しています。しかし、まだ撤去はされておらず、指導中の事業者に市が売却するということは、一般的にみて異例であり、行政の手続きとして順番が逆であって、疑義を生ずる恐れがある、という趣旨の質疑が多くの議員から行われました。
 担当部では、売却されても、違法状態に変わりはなく、撤去の指導は継続すると答えています。この防波堤は、平成26年に造られたばかりであり、1億5千万円余の整備費が投じられています。防波堤は何十年と使われるのが普通で、このような防波堤の売却は初めてのことです。

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 委員会では、「この件は、当該事業者に対する行き過ぎた配慮が招いた結果ではないかとの誤解を市民に与えかねない。有償譲渡に至る経過や今後の維持管理費の縮減など財政的メリット等について市民の理解を得るよう説明責任を自覚し、引き続き法令に基づく適切な自然保護・漁業環境の保全等が図られるよう徹底した管理監督に努めること」という希望意見を付すことを全会一致で決定しました。採決は、10日の予算決算常任委員会で行われます。
 図は、今回と6月定例議会での説明資料です。

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