芸術劇場の運営費5億円余。予算全体のあり方を考える・・・

 今日は、総務常任委員会が開かれ、文化スポーツ観光部、税務部、経済部の審査が行われました。その中で、ようやく膨大な借金返済を終えた芸術劇場をめぐって若干の議論がありました。
 前年度は、管理事業に5億円余、舞台設備の更新事業に1億円余を要しています。そして、今後も運営していくために多額の費用を要します。コロナ禍で財政が厳しくなる折、このような文化芸術の費用は削減するべきではないか、という議論が出されました。毎年、管理運営費だけで5~6億円を掛けており、実際大きな負担になっていることはそのとおりです。
 私は、「もし、民間に売却できるのであれば、身軽になるが、そのようなことは可能か」と質しましたが、「法的にはできるが、買ってくれる事業者があれば…」ということで、少なくともそのような事例はないようです。
 前年度決算全体では、社会保障費など扶助費が300億円を超え、それが財政を圧迫していることは事実ですが、それと比較をすれば、文化芸術の予算ははるかに少ないといえます。美術館にしても毎年5億円余の支出に対して収入は5千万円ほどで、4億円余の持ち出しになっています。これを赤字とみるのか必要経費とみるのか、その考え方の違いであり、私は文化芸術を楽しむ市民も多く、必要な経費であると思っています。
 しかし、漫然と毎年同じような経費をかけるのではなく、節減に努めることは当然であり、かつ、厳しい財政の中でどこにどのように予算を配分するのか、市全体でよく議論していただきたいと求め、担当部長からも「市全体のグランドデザインを考え、魅力的な市にするためにどこにどれだけのおカネをかけるのか議論していきたい」との答弁がなされました。
 難しい話ですが、まちづくりの根幹である、避けては通れない課題です。

山下公園1.JPG
 昨日、会議と講演会があって久しぶりで横浜に行き、時間があったので、近くの山下公園の様子を見てきました。これまでの休日と比べれば半分くらいの人出だったでしょうか。

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この記事へのコメント

やまもと
2020年09月28日 23:12
横須賀市民がどれだけ利用しているのか?、そういう集計は無いようですが、クラシックや歌舞伎といった、横須賀市民にとって敷居の高そうな公演だと、市民の割合は少なくなると思っています。
横須賀市外から訪れるお金持ちで高い趣味を持つ人たちの為に横須賀芸術劇場が維持され、貧乏な横須賀市民の税金が投入されているのではないか?、という積年にわたる疑問があります。
統計をとらない限り、答えは出ないと思いますが。